ボイストレーニングで最初に取り組む呼吸の基礎
ボイストレーニングを始めた方が最初に驚くのは、「歌の練習より先に呼吸の練習をする」ことです。歌いたくて来たのに、なぜ呼吸から?という疑問は自然です。その理由を説明します。
なぜ呼吸が発声の土台になるのか
声は息の流れに声帯が振動することで生まれます。息の量と圧力が安定していないと、声量が不安定になり、音程も揺れやすくなります。多くの人が「音程が外れる」と感じる原因の一つは、実は息の使い方にあります。
腹式呼吸という言葉はよく聞きますが、正確には「横隔膜を使った呼吸」です。胸だけで呼吸すると、息の量が少なく、フレーズの途中で息が切れやすくなります。横隔膜を使うと、一回の呼吸で多くの息を蓄えられ、長いフレーズを安定して歌えます。
自宅でできる呼吸の確認方法
仰向けに寝て、お腹の上に手を置いて呼吸してみてください。息を吸ったときにお腹が膨らみ、吐いたときに凹む感覚があれば、横隔膜が使えています。立った状態でこれができるようになるまで、少し練習が必要な方もいます。
次のステップとして、「s」の音を一定の圧力で長く吐き続ける練習があります。これは息の圧力を一定に保つ練習で、音程の安定に直結します。毎日1〜2分続けるだけでも、2〜3週間ほどで違いを感じる方もいます。
教室での呼吸レッスンの進め方
Solar Redwoodのボイストレーニングでは、最初の2〜3回のレッスンを呼吸と姿勢の確認に充てます。この段階を丁寧にやっておくと、その後の発声練習の効率が上がります。
防音個室で行うため、声量を気にせず練習できます。「アパートで練習すると近所に聞こえそうで」という理由でボイストレーニングを諦めていた方も、教室では遠慮なく声を出せます。
呼吸の基礎は、一度身につけると歌以外の場面でも役立ちます。ボイストレーニングに興味がある方は、まず体験レッスンにお越しください。