独学ギターの癖を直すには何が必要か
独学でギターを3〜5年続けた方が教室に来るとき、たいてい同じ悩みを持っています。「なんとなく弾けるけど、上手くなっている気がしない」というものです。その原因のほとんどは、フォームの問題です。
独学でつきやすい3つの癖
最もよく見るのは、左手の親指の位置です。ネックの上に親指が出てしまい、小指が届かなくなっているケースが多い。次に、右手のピッキングの角度。弦に対して垂直に当てすぎると、音が硬くなり速いフレーズが弾きにくくなります。三つ目は、コードチェンジのときに一度手全体を離してしまう動き。次のコードの形を作ってから移動する練習が必要です。
- 左手の親指がネックの上に出ている
- ピッキングの角度が弦に対して垂直すぎる
- コードチェンジのたびに手全体を離してしまう
癖を直すのにかかる時間
フォームの修正は、新しいことを覚えるより時間がかかります。体に染み付いた動きを上書きする作業だからです。個人差はありますが、目安として、3〜5年の独学で身についた癖は、週3回の練習で3〜4か月ほどかけて直していきます。
この期間は一時的に「弾けなくなった感覚」が出ることがあります。正しいフォームに慣れていないので、以前より弾きにくく感じるのです。ここで諦めてしまう方が多いのですが、この段階を越えると、弾きやすさを実感しやすくなります。
教室でできること、自分でできること
教室でできるのは、フォームの確認と修正の方向性を示すことです。毎回のレッスンで「今週の練習でどこが変わったか」を確認し、次の課題を設定します。自分でできることは、正しいフォームを意識しながら毎日少しずつ弾くことです。
独学の方が教室に来るとき、「今まで無駄だったのか」と感じることがあります。そうではありません。独学で培った音楽への愛着と、自分で問題を解決しようとする姿勢は、レッスンでも大きな力になります。
独学から教室に切り替えるタイミングに迷っている方は、体験レッスンのご予約からどうぞ。一度フォームを見せていただければ、具体的なアドバイスができます。